シルバー新報情報『認知症予防にココナッツオイルを』のご紹介

シルバー新報に掲載されている介護情報をご紹介致します。
『認知症予防にココナッツオイルを』(シルバー新報平成26年1月31日号4頁)

 アンチエイジング研究の第一人者である順天堂大学大学院の白澤卓二教授が、認知症の改善や予防に効果があるとして着目しているのがココナッツオイルだ。科学的に証明したアメリカのメアリー・T・ニューポート医師などの研究結果を踏まえ、自身も日本で調査研究を進めている。
 アルツハイマーを発症すると、脳の神経細胞がエネルギー源としているブドウ糖を取り入れることができず、いわば、“ガス欠状態”になる。ココナッツオイルに含まれている中鎖脂肪酸が、肝臓で分解されて「ケトン体」という物質ができることによって脳神経細胞のエネルギー源になることを発見したのが、ニューポート医師だ。アメリカでは3人に1人に改善効果が認められたとする結果も出ている。
 白澤教授は日本で認知症患者30人にココナッツオイルの効果を検証した。その中の1人の患者の改善事例を紹介。社交ダンスが趣味の70代男性は、初期の認知症と診断され、曲に合わせてステップを踏めなくなったという。男性にココナッツオイル入りのカレーを食べてもらったところ、4時間後に踊れるようになったという結果を報告した。「エネルギーが体内で効率よく働く朝や昼間の時間帯に食べることがポイント」(白澤教授)