社長メッセージ | 林 誠
昭和63年に医療機器の販売からスタート
弊社は、昭和63年に私が27歳の時に開設した会社です。当初は医療機器を病院等へ営業、配達する事業とホルター心電図(24時間心電図)の解析をする事業で開設いたしました。
私は病院で臨床検査技師として働いておりましたが、その頃の日本社会はバブルの時期という事もあり、若い時分から開業には興味がありました。きっかけは「これ」という事はありませんが、大阪での学生時代に都会の生活を経験して、広い社会の中でのちっぽけな自分を自覚し、その中でもっと自己表現をしていかなくてはいけない事に目覚めました。
一部の方は青年期に将来の方向を見据え、邁進されておられる方もおられるとは思いますが、ほとんどの方は青年期に、「自分の生きていく道はどの道なのか」、学校や職業の選択で悩まれる時期だと思います。
私の持論は、「やりたい事や夢はその時その時を一生懸命生きていれば、おのずと生まれてくる」です。
鳥取から日本一の福祉用具貸与事業所を目指す
医療機器の販売からスタートした会社ですが、2000年に介護保険制度が始まり、その時から福祉用具の販売とレンタルの事業をスタートしました。
福祉用具の選定、メンテナンスのサービスを提供することで高齢者や障がい者の方々の尊厳を守ることが出来る、素晴らしい仕事であると思います。
高齢者や障がい者、その方々を援助される方々に、最適な福祉用具を使用して頂く事で、幸せが提供できると思っております。
それを実現するためにも、私たちは日頃から学習をし、スキルアップをしていく努力をしております。
現在は鳥取市に本社があり、鳥取県米子市、島根県松江市、広島市、大阪府摂津市に営業所があり、2020年11月には神奈川県鎌倉市の事業所がグループの会社になりました。今後は関東を中心に全国の都市部に事業を拡大していきたいと考えております。
日本一人口の少ない県に本社がある会社が、各地域の方々にご理解とご評価を頂き、社員全員が日本一の福祉用具貸与事業所になりたいと思えるような会社作りをしていきたいと考えています。
世界戦略も視野に福祉用具を自社開発
長年、数多くの福祉用具販売をしてきた経験から、2011年に初めて開発したのが介護用のウィードシーツです。
その後はそのウィードシーツの防水タイプや介護用マットレスの開発を行ってまいりました。この介護用マットレスは四季のある日本に適した夏は蒸れにくく冬は暖かく、一年を通じて快適な眠りを提供できるマットレスです。今後も高齢者や障がい者の方が生活しやすい福祉用具を開発していきたいです。
超少子高齢化が進んでいる日本ですが、日本と同じようにアジアの国々も高齢化が進んでおります。世界的にも一歩先を行っている日本の福祉用具や医療機器を始め、自社開発の用具もアジア諸国にも紹介していきたいと考えています。
世界の高齢者が自分らしく生きていくために求められている仕事です。
株式会社ウィードメディカルでは、他人のために頑張れる人、笑顔が素敵な人を求めています。