ウィードオリジナルシーツの始まり
「ベッドで背上げすると、シーツがずれちゃって‥」
「寝たきりの家族の介護で、シーツの敷き込みがしにくくて‥」
「エアマットのホースが邪魔で‥」
今思えば、こんな声をお聞きしたことが、ウィードシーツ開発のはじまりでした。
日頃から利用者様、ご家族様と介護についてお話しさせていただくことが多い私たち。
そんな会話の中で、よくお聞きする言葉が上にあるようなものでした。
頭では「そうなんだろうなぁ」と漠然と理解はしていましたが、実際、現場での介護を経験しない私たちにとっては、「なんとか解決したい」と思うほどの問題ではなかったのです。
しかし、度々そうした悩みをお聞きするにつれ「現状の敷物(シーツやベッドパッド)では何が使いにくいんだろう・・と考えるようになったのです。
どこが使いにくいのか、みんなで話そう
こんなことを当社社長に報告すると、軽い口調で「ちょっと調べてみて、どうしたらいいか考えまとめて報告して・・」との指示。
今まで介護の場面で使われてきたシーツやベッドパッドがそれぞれによい物であることはわかっているんです。じゃあ、考えられる使いにくさって・・・何???
シーツ
- 利用者の身体状況(寝たきり等)や、ベッドの設置状況(部屋の壁に接近した状態で設置等)でベッドメイクがしにくい。
- 利用者がベッド上で動くとすぐしわになる。
- 敷き込みしろがバランスよくとれない。
- ボックスシーツは被せるタイプなので比較的設置が簡単だがマットレスの厚さや利用者の状況によってはうまくいかないことも多い。
ベッドパッド
- 四方ゴムで設置は簡単だけど、介護ベッドで背上げ機能を使用した際に体ごと引っ張られてしまう(ずれる)
- 厚みがあるので、ずれて皺になると肌に余分なずれ力、圧迫を与えてしまう。
- エアマットを利用されているとベッドパッドのゴムが引っかけにくい(一般的なエアマットは左足側からモーター部へつながる吸排気ホースがつながっているため)。
こんなところでしょうか…。
ないならつくればいい
よぉし!では、デメリットの部分を解決できている商品を探せばいいのでは!?
…以外とないんです。「まぁ、無いから皆さんお困りだったんだなぁ。」と変な納得をして、社長に「いやぁ、なかなか無いですねぇ」と報告すると…。
「そうか、ないなら作ろう、それで、介護の場面の悩みが一個消えるのならやる価値あるよ!!」
…と即答。…え!?そう来ます?
機能面でクリアしたい点 | ・敷きやすい(設置しやすい) ・ずれにくい ・エアマット対応(ホースが邪魔にならない) |
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品質面でクリアしたい点 | 洗濯、乾燥に十分耐え、耐久性が高い |
コスト面でクリアしたい点 | できるだけ安く提供できるように、コストを抑える |
そして、開発した商品がコチラ
ウィードメディカルオリジナル『シーツ』
介護現場の声を最大限に生かした「敷きやすくて、ずれにくい」WEEDオリジナルの「介護専用シーツ」の完成です。
耐久性抜群で、エアマットにも対応。
有りそうで無かったを実現しました!