自動排泄処理装置は自動的に尿や便を吸引することができます。
男女別で排泄物を受ける部分とそれを溜めるタンク部分で構成され、洗浄や乾燥の機能がついているものもあります。
用具の特徴を理解し正しく活用すれば、排泄に関わる要介護者と介護者双方の負担を軽減することができます。
要支援1・2・要介護1~5対象
※排便機能を有する商品は要介護4・5のみ対象
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●しびんの後始末が大変
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●家族のトイレに毎回付き添い、負担に感じている
●ポータブルトイレの処理を毎回行うのは困難
●家族をオムツにさせたくない
●ポータブルトイレへの移乗が困難
●夜間のオムツ交換が大変
●オムツ内に排泄すると不快感(異物感・臭い等)があるから嫌
自動排泄処理装置とは
自動排泄装置は、自動的に便や尿を吸引する福祉用具の一つです。
尿や便を受ける部分と、それを溜めておくタンク部で構成。
中には洗浄機能や乾燥機能がついたタイプもあります。男性用と女性用とがあります。
要支援1・2 / 要介護1~5の方対象
レシーバータイプ
尿を受ける部分を陰部に当てて使用し、センサーが排尿を感知して吸引するものです。
吸引された尿はタンクに蓄積されます。
おむつタイプ
尿吸引パッドに内蔵されたセンサーが排尿を検知し、瞬時に尿を自動吸引します。
吸引された尿はタンクに蓄積される為、簡単にトイレに捨てることができます。
要支援4・5の方で排便機能が必要な方
おむつタイプ
(排尿・排便)
尿を受ける部分が紙オムツのような形状をしており、これを体に装着して使用します。オムツパッドにはセンサーが内蔵。
排尿・排便後は、パッドに繋がった管から自動的に尿・排尿が吸引される仕組みです。