歩行器はその形状から固定型、キャスター付、交互式、肘支持型の4種類に分けられます。

使用者の身体状況の他、歩行能力や持久力、使用環境も考慮してふさわしいものを選びましょう。

ブレーキワイヤーの劣化やタイヤに摩耗があると転倒などの事故につながりやすいので、定期的にメンテナンスを行うことも必要です。

また、電池式で歩行をサポートしてくれるアシスト機能付きのものもあります。

歩行器・歩行車の種類

固定歩行器

両腕の筋力はあるが、杖歩行などは困難という方に。

固定式タイプ

交互式

片足に痛みがある方や、姿勢保持が取りにくい方に。

交互式タイプ

キャスター付歩行器

上肢筋力低下が見られる方に。固定型より負担が少なくご使用頂けます。

キャスター付歩行器

肘支持型歩行器

立位バランスが不安定な方や上肢筋力の低下が見られる方に。両手や肘で支え、体をもたれながらご使用頂けます。

肘支持型歩行器

歩行器・歩行車の選び方

Point 1
身体状況や能力に合わせる
歩行能力や特久力には個人差があります。安全・確実に歩行・外出するためには身体状況・能力に合った安定感のあるものを選びます。
Point 2
使用時の周囲の環境を考える
特に室内で使われる時は、安全に歩行するためのスペースの確保や段差の有無なども考慮して検討します。
Point 3
歩行器の高さを合わせる

●立っている状態で股関節か腸骨の間にグリップがくるように高さを調整する。

●立位した状態で腸骨からヘソの間にグリップがくるように高さを調整する。

●前腕で支える場合は、肘を90度に曲げた時の肘の高さに調整する。

Point 4
歩行器を使用する場所に合わせる
屋内用/屋外用をお確かめください。屋内では通行幅や旋回スペースなどを確認します。
Point 5

歩行器とシルバーカーの違い

シルバーカー

屋内や家のごく近所を散歩することができる人、比較的短い距離であれば、問題なく歩くことができるものの、『比較的長い距離を歩くことに不安を持っている』という人や、『買い物後の荷物を持って歩くことが困難だ』という人が使う歩行補助具です。
体重を支えるというよりは、『バランス補助』に重点を置いて作られています。

歩行器

歩くことがかなり困難な人が、主に室内で使う歩行補助具です。大まかには、車輪が付いていないものと付いているもの等があります。体重を支える能力とバランスを補助する能力が大きいので、杖よりも安定して安全に歩くことができます。

ご利用可能なサービス

  購入 レンタル
一般利用
介護保険利用 ×

商品選定のお役立ち情報

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